朝鮮王朝前期の民家倉庫から金属活字に銃器まで…誰が、なぜ埋めたのか

2021/06/30 11:01

▲ソウル市鍾路区仁寺洞79番地の公平区域都市環境整備事業敷地で29日午後、文化財庁、首都文物研究院など関係者らが遺跡の発掘調査を行っているところ。/写真=聯合ニュース

 ソウル・仁寺洞の地中からあふれるように出てきた朝鮮王朝時代前期の金属活字およそ1600点と水時計の部品、朝鮮王朝時代の銃器である「銃筒」などの共通点は、全て金属遺物という点だ。このうち、金属活字と水時計の部品は土器のつぼに入れられた状態で見つかり、残りの遺物はつぼの周りから出土した。活字を除くと、全て一定の大きさにわざわざ折って埋めたことが確認され、活字の一部は火で焼かれてくっついた状態で出てき..

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