韓国の原子力潜水艦技術を狙う北朝鮮、原子力研究院と大宇造船海洋にサイバー攻撃

2021/06/21 10:59

潜水艦関連の一部資料が流出 新型の3000トン級潜水艦「島山・安昌浩」関連も SLBMの垂直発射技術が狙いか

▲2018年9月14日に慶尚南道巨済市の大宇造船海洋玉浦造船所で執り行われた韓国初の3000トン級潜水艦「島山・安昌浩(トサン・アン・チャンホ)」の進水式。/巨済=ニューシス

 昨年大宇造船海洋が北朝鮮によるとみられるサイバー攻撃を受け、韓国海軍の3000トン級潜水艦など複数の艦船に関する資料が一部流出していたことが20日までに分かった。北朝鮮は2016年にも大宇造船海洋に対してサイバー攻撃を行い、3000トン級潜水艦・張保皐(チャン・ボゴ)Ⅲ級の設計図や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)韓国型垂直発射機(KVLS)技術などを奪った。さらに原子力潜水艦用の小型原子炉開発..

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