「日帝時代の人権じゅうりんの責任を問うべきなのと同様に北の人権侵害も傍観してはならない」

2021/06/13 05:24

独裁・内戦など人権問題を扱うTJWGの法律分析員、シン・ヒソク博士

 「北朝鮮の人権を扱う多くの方が『北朝鮮』『脱北者』といったキーワードで始まりますが、私の出発点は『人権』でした」

 6月1日、ソウル市鍾路区の「転換期正義ワーキンググループ」(TJWG)オフィスで会った法律分析員のシン・ヒソク博士(39)は、このように語った。TJWGは設立から7年になる人権運動団体で、独裁・内戦・戦争・植民統治を経験した国の「体制転換」過程で発生する人権問題を扱っている。北朝鮮内..

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