「ヘルメットかぶるくらいなら乗らない」…韓国で電動キックボード利用者が半減

2021/05/25 15:01

ヘルメット義務化から十日

▲24日午前、ソウル市江南区の宣陵駅近くで、歩道に電動キックボードが数台止まっていた。ヘルメットをかぶらずに電動キックボードに乗った場合、過料を科す法律が施行されて以降、電動キックボード利用客は急減している。写真=コ・ウンホ記者

 ソウル市冠岳区奉天洞に住む会社員チャン・ジンヘさん(28)はこれまで「電動キックボード」を愛用していた。仕事帰りに地下鉄2号線奉天駅で降りてキックボードに乗れば、坂の上の家まで10分弱で行けるからだ。同じ道を歩けば20分かかる。料金はタクシーの基本料金よりも安い3000ウォン(約290円)台だ。ところが、13日からは電動キックボードに乗っていない。ヘルメットの着用が義務付けられたためだ。チャンさ..

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