在韓米国大使館に勤務していた米国人職員夫婦がブランド品のコピー製品を米国に送ろうとして摘発され、懲役刑を言い渡されたことが22日までに分かった。販売金額は合計数十万ドルに達するという。在韓米国大使館の職員が懲役刑に相当する犯罪を犯したのは異例だ。
米司法省の発表によると、在韓米国大使館の職員、ジーン・ルロイ・トムソン被告(54)と配偶者のクオジャオ・チャン被告(40)は韓国に勤務していた2019..
続き読む
在韓米国大使館に勤務していた米国人職員夫婦がブランド品のコピー製品を米国に送ろうとして摘発され、懲役刑を言い渡されたことが22日までに分かった。販売金額は合計数十万ドルに達するという。在韓米国大使館の職員が懲役刑に相当する犯罪を犯したのは異例だ。
米司法省の発表によると、在韓米国大使館の職員、ジーン・ルロイ・トムソン被告(54)と配偶者のクオジャオ・チャン被告(40)は韓国に勤務していた2019年12月まで2年3カ月間、コピー製品を米国向けに販売した疑い。2人は主にルイ・ヴィトン、シャネルなどのブランドのバッグのコピー品を販売していたとされる。
トムソン被告は懲役1年6月、チャン被告は自宅軟禁8月を言い渡された。また、罰金22万9000ドル(約2490万円)も科された。
2人は米国の有名なオープンマーケットにオンラインアカウントを開設し、注文を受けた後、オレゴン州在住の共謀者宅にコピー商品を送り、共謀者が全米の購入者にバッグを配送していた。
米国大使館で情報プログラムを担当していたトムソン被告は、大使館の業務用コンピューターを利用し、販売活動を行っていた。
米司法省によると、犯行は米国務省外交警護局に発覚し、18日に有罪判決が言い渡されたという。
ノ・ソクチョ記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com