漁船だけではなかった…西海を脅かす30万の中国海上民兵隊

2020/11/16 10:59

領有権紛争地域・操業紛争地域で武力を誇示・・・蜂の群れ戦術で米軍のイージス艦にも圧力

▲中国は南シナ海など領有権紛争が起こる海域や操業上の対立が表面化する海域で武力を行使するため、準軍事組織「海上民兵隊」の活用を増やしていることが,、最近分かった。写真は過去に西海で違法操業を行っていた中国漁船。船舶を一列に並べて連結するいわゆる「連環計」により、韓国海洋警察の取り締まりに対抗している。/中部地方海洋警察庁

 中国は南シナ海など領有権紛争を起こしている海域や、操業上の対立が続く海域などで武力を行使するため、準軍事組織「海上民兵隊」を活用していることが15日までに分かった。相手に対して軍事面での対応をやりにくくさせる「グレーゾーン戦略」を積極的に活用しているようだ。今後中国は西海や離於島などの海域でも海上民兵隊を活用する可能性が高く、対策の準備が急がれるとの指摘が相次いでいる。

 韓国政府と軍当局の分析に..

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