日本の安倍晋三前首相が、在任期間中にトランプ米大統領との「ブロマンス(男性同士の熱い友情)」を続けることができた秘けつについて「(トランプ大統領の)立場が困難にならないよう努力した」と説明した。
安倍前首相は15日、産経新聞とのインタビューで「父(安倍晋太郎元外相)はよく『外交の核心は誠心誠意』と言っていた」として「私もそう思う」と述べた。
さらに「国際社会にはトランプ大統領に対して非常に冷淡な..
続き読む
日本の安倍晋三前首相が、在任期間中にトランプ米大統領との「ブロマンス(男性同士の熱い友情)」を続けることができた秘けつについて「(トランプ大統領の)立場が困難にならないよう努力した」と説明した。
安倍前首相は15日、産経新聞とのインタビューで「父(安倍晋太郎元外相)はよく『外交の核心は誠心誠意』と言っていた」として「私もそう思う」と述べた。
さらに「国際社会にはトランプ大統領に対して非常に冷淡な空気が流れたが、同盟国のリーダーであるトランプ氏に対して最大限の敬意を示さなければならないと考え、そのようにした」と述べた。
安倍前首相は「米国と日本の間で、かなり激しい議論が戦わされることもあった」と認めながらも「トランプ大統領の立場が困難になるようなことはしなかった」と付け加えた。
北朝鮮情勢の急変に伴って、米・日同盟が試されているとの危機感を持ったことがあるかとの質問には「(危機感が)非常に大きかったし、現在もそうだ」と答えた。
2015年の韓日慰安婦合意については「(慰安婦合意は)国際社会が証人になった」として「最終的かつ不可逆的な解決を確認し、政府の次元で河野談話を検証した」と述べた。
河野談話は1993年8月に当時の河野洋平官房長官が旧日本軍「慰安婦」に対する日本軍の関わりと強制性を認めた談話だ。河野官房長官は、慰安所が当時、軍当局の要請によって設置されたもので、慰安所の設置・管理および慰安婦移送に旧日本軍が関与していたと発表した。また、日本軍「慰安婦」たちにおわびと反省の気持ちを申し上げると述べた。
靖国神社参拝については「参拝する場合に(首脳)会談ができなければ会談を実施しなくてもよいと考えた」として「任期中に1度はかならず行かなければならないと思っていた」と明らかにした。安倍前首相は2回目の政権発足から1年後の2013年12月、現職首相としては7年ぶりに靖国神社に参拝した。
◆米国に対する好感度が高い国1位は韓国、日本は?
イ・ヨンソン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com