「手抜かりがない村上春樹、翻訳家にとっては最もラッキーな作家」

2020/10/04 05:30

春樹ブームの発端『世界の終りと…』、28年ぶりに再び翻訳したキム・ナンジュ

 日本文学翻訳のベテラン、キム・ナンジュ(62)は「戦略」という言葉をよく使った。村上春樹、吉本ばなな、東野圭吾など日本のベストセラー小説を多数翻訳したキム・ナンジュ。その名は、日本の小説を好む読者にとって、信用して読める印章として通用する。キム・ナンジュは「翻訳は、読む人へいかにより良く伝達できるか、戦略が必要」とし「韓国の読者が読むのに適切な単語と文章を戦略的に選択しようとしている」と語った。..

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