【萬物相】「記憶にないが容疑は認める」

2020/06/07 07:05

 米国のジョージ・W・ブッシュ政権の司法長官だったアルバート・ゴンザレス氏は、連邦検事を大量に解任し、国家安全保障局の秘密盗聴を承認したとの理由で議会と対立していた。ゴンザレス氏が辞任せざるを得なかったのは、ほぼ全ての質問に「記憶にない」と答弁したからだ。ゴンザレス氏は2007年4月19日、議会に出席し、71回も「記憶にない」と答えた。当時、米国の各メディアは「本当に間違えたか、本当に愚か者のよう..

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