在米韓国人科学者「患者の幹細胞を使ったパーキンソン病の臨床治療に成功」

2020/06/03 08:06

 在米韓国人科学者が「世界で初めて患者自身の細胞で作った幹細胞を利用し、パーキンソン病を治療することに成功した」と発表した。専門家の間からは、治療に成功した患者が1人だけなので普遍的な治療法とは認め難いという慎重論と、臨床試験の対象が増えればパーキンソン病治療で道が開けるという楽観的評価が同時に出た。

 韓国科学技術院(KAIST)は2日、「米国ハーバード大学メディカルスクールのキム・グァンス教授(..

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