親北団体に警備網破られた米大使公邸、韓国警察は依然「手ぶら警備」

2020/01/13 09:00

▲慌てて三段式警棒を装着する警官--10日、ソウル市中区の米国駐韓大使公邸前で警察官が三段式警棒を装着している。本紙記者が「常に装着すると発表した三段式警棒を装着しているか」と質問すると、警察官は「今持ってくる」と答えた。10分後に別の警察官が警棒を持参した。/ホ・ユジン記者

 10日午前7時半ごろ、ソウル市中区の米駐韓大使公邸近くの貞洞ロータリーで、「ソウル民衆行動」という反米団体がハリー・ハリス駐韓大使を批判する記者会見を開いた。大使公邸の塀の端に位置する地点だ。集会参加者は塀を指差し、「あの中に入って、総督のように振る舞うハリスを追い出そう」「本当のテロ国家米国を我々の手で断罪しよう」などと叫んだ。「イラン攻撃反対」「ハリスはこの地から出ていけ」などというスローガ..

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