現代重工業グループは4日、大宇造船海洋の買収に関連し、日本の公正取引委員会に対する企業結合審査申請手続きを開始したと発表した。
現代重工業が現代造船海洋を買収すれば、世界の造船市場の21%を掌握することになる。このため、韓国国内だけでなく、事業を行う海外各国で独占・寡占の有無に関する承認を受けなければならず、1カ国でも反対すれば合併は難しくなる。
現代重工業は7月、韓国の公正取引委員会に申請を行..
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現代重工業グループは4日、大宇造船海洋の買収に関連し、日本の公正取引委員会に対する企業結合審査申請手続きを開始したと発表した。
現代重工業が現代造船海洋を買収すれば、世界の造船市場の21%を掌握することになる。このため、韓国国内だけでなく、事業を行う海外各国で独占・寡占の有無に関する承認を受けなければならず、1カ国でも反対すれば合併は難しくなる。
現代重工業は7月、韓国の公正取引委員会に申請を行ったのをはじめ、これまでに中国、カザフスタン、シンガポールで企業結合審査を申請した。残る欧州連合(EU)については事前手続きを進めている。業界からは日本が昨年11月、世界貿易機関(WTO)に韓国政府を提訴し、最近韓日関係が悪化している状況で、日本当局が審査を遅らせたり、ストップをかけたりするのではないかという懸念の声も上がっている。
全洙竜(チョン・スヨン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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