夏の甲子園100年、冷めない熱気に見る「日本社会の縮図」

2018/08/09 11:01

 5日、兵庫県西宮市内の阪神甲子園球場。観客席4万8000席は1つ残らず埋まっていた。最初の試合開始前にはヘリコプターが球場上空に現れ、ボールを落とした。そのボールを受け取った元米大リーガーのホームラン打者・松井秀喜さんが始球式をした。松井さんの母校・星稜高校(石川県)対藤蔭高校(大分県)の試合を皮切りに「夏の甲子園」「夏の高校野球」と呼ばれる全国高等学校野球選手権大会が開幕した。

 今年で100回..

続き読む