韓国人強制連行犠牲者法要を30年続ける日本人僧侶

2018/05/23 11:01

▲釈迦誕生日だった22日午前、ソウル市広津区の寺「祇園精舎」の法要に、日本人僧侶の田中清元住職=写真右から2人目=が雪峰老師=同右端=と共に参加した。田中清元老師は16年にわたり釈迦誕生日に祇園精舎を訪れ、日本の強制連行で犠牲になった韓国人のための慰霊法要を開いている。写真=パク・サンフン記者

 黒の僧服に黄土色の袈裟(けさ)をかけた日本人僧侶たちが大雄殿を埋め尽くした。香をたき、仏様に三拝した僧侶たちは般若心経を唱え、「日本の強制連行による犠牲者のための慰霊法要」を行った。

 釈迦誕生日(旧暦4月8日)の22日午前、ソウル市広津区の寺「祇園精舎」(住職:雪峰老師)で特別な法要が行われた。北海道札幌市の薬王寺で住職を務める田中清元老師(69)をはじめ、日本の有力仏教宗派・曹洞宗の僧侶27人..

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