【コラム】金正恩の善意を信じる韓国の楽観的太陽政策論者たち

2017/04/23 06:07

 韓民族の統治エリートの遺伝子に「楽観のDNA」が刻み込まれているのは間違いない。危機を前にして、対策もなしに楽観論に酔う習性がある。壬申(じんしん)倭乱(文禄・慶長の役)の前、日本へ行ってきた通信使らから正反対の報告書が上がってきた。当時の朝鮮国王・宣祖は、侵略の可能性はないという方の報告書を採択し、国難を招いた。丙子胡乱(1636-37年の清による朝鮮侵略)のときも、6・25(朝鮮戦争)の前も..

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