日本のニュースサイト、ビジネスジャーナルは14日、韓国ではうそが蔓延(まんえん)しているという内容の記事を掲載した。
記事は「『韓国人は息を吐くように嘘をつく』と揶揄(やゆ)されることがあるが、韓国人もそれは否定できない」とし、「以前から虚言や欺瞞(ぎまん)が蔓延していることが社会問題となっていたが、近年は不況の影響もあってか詐欺犯罪が増加し続けている」と主張した。
警察庁の統計を引用し「200..
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日本のニュースサイト、ビジネスジャーナルは14日、韓国ではうそが蔓延(まんえん)しているという内容の記事を掲載した。
記事は「『韓国人は息を吐くように嘘をつく』と揶揄(やゆ)されることがあるが、韓国人もそれは否定できない」とし、「以前から虚言や欺瞞(ぎまん)が蔓延していることが社会問題となっていたが、近年は不況の影響もあってか詐欺犯罪が増加し続けている」と主張した。
警察庁の統計を引用し「2000年に韓国法廷での偽証罪で起訴された人は1198人、罪をでっち上げて訴訟を起こす誣告(ぶこく)罪で起訴された人は2956人、詐欺罪で起訴された人は5万386人だったが、13年には偽証罪3420人、誣告罪6244人、詐欺罪に至っては29万1128人と急増した」と説明。偽証罪で起訴された人数は「日本の66倍、人口比に照らすと165倍に達する」とした。直近3年間の詐欺被害額は43兆ウォン(約3兆9000億円)に上り、「韓国は世界一の詐欺大国」だと指摘した。「国全体が嘘の学習場。大統領などの指導層は影響力が大きい嘘の教師だ」とする韓国の有名弁護士の言葉も伝えている。
また、韓国は汚職大国でもあるとし、「政治家や役人の多くは賄賂(わいろ)を受け取っており、特に全斗煥(在任1980-88年)以降の大統領は全員、本人や親族に賄賂や不正蓄財などカネの問題が発覚している」と説明した。
続けて、韓国行政研究院の『政府部門腐敗実態に関する研究報告書』を引用し「国民の過半数が公務員に金品を渡す行為は『普遍的』だと答えた。つまり国民は役人への貢物として賄賂を渡し、役人側も『地位が高い者は受け取って当然』と考えている」と報じた。
記事は「韓国でこれほど嘘や不正がはびこる理由」として、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領が「わが民衆は名誉観念が薄弱であり、したがって責任観念が希薄である」と指摘したことを挙げ、「高い意識を保ち信念を貫くという考えは欠け、自らの体面を最も重んじる結果、責任感が薄くなり、他者を蹴落としてでも自分のプライドを守ろうとする」と分析した。
さらに「韓国は世界でもまれに見る学歴社会で、幼少期からし烈な競争を強いられ、常に周囲と比べられるため、そのプレッシャーに耐えかねて自殺する若者が後を絶たない」と説明し、「周囲の人を蹴落としてでも自分が上に行かなければならず、それを善しとする風潮が定着している」と指摘した。
また「周囲を蹴落とすことで相対的に自分の地位を高めるという考えは外交にも表れている」とも指摘。「日本を懸命にバッシングするのは、世界の中で韓国が日本より上であると誇示するため」であり、「韓国自身の評価を高めるための努力をせずに日本を叩(たた)けば、かえって自らを貶(おとし)めることになるとは気付いていない」と主張した。
記事の末尾では「韓国は結果至上主義であり、途中経過でどのような手段がとられたか、どれほど努力したかは重要ではない。不正があっても、最終的に富や地位を手に入れた人は称賛される。あらゆる手段を講じ、厳しい競争を勝ち抜いた者は蜜にありつけ、勝負に負けた者や脱落した者は勝者に貢ぐ国だ」との分析を示した。
ヤン・ジヘ記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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