韓国・小鹿島に世界最大のハンセン病博物館開設

2016/05/16 09:42

国立小鹿島病院100周年を記念、患者の苦しみ伝える遺物など展示

 ハンセン病患者たちが自力で治療するため、自作し使用した包丁。病気で変形した手に代わって、ボタンをはめられるように作った装置。熱い釜を移すときに使った取っ手…。ハンセン病患者たちの苦しみを今に伝える遺物10種類、計18点が、「差別と隔離の地」小鹿島(全羅南道高興郡)に新たに開設された「ハンセン病博物館」に展示される。

 国立小鹿島病院は、開院100周年と「第13回ハンセン病患者の日」を迎える今月17..

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