旅客船「セウォル号」沈没事故から1年を迎えるに当たり、今月18日にソウル・光化門一帯で行われたデモの際、現職の野党議員の秘書が警察車両に男性の性器の絵を描き、物議を醸している。
捜査当局が21日発表したところによると、左派系野党・正義党のシム・サンジョン院内代表の公設秘書は18日午後、セウォル号事故1周年のデモの現場で、ソウル地方警察庁所属の機動隊のバスに、ペンで男性の性器の絵を描いたという。こ..
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旅客船「セウォル号」沈没事故から1年を迎えるに当たり、今月18日にソウル・光化門一帯で行われたデモの際、現職の野党議員の秘書が警察車両に男性の性器の絵を描き、物議を醸している。
捜査当局が21日発表したところによると、左派系野党・正義党のシム・サンジョン院内代表の公設秘書は18日午後、セウォル号事故1周年のデモの現場で、ソウル地方警察庁所属の機動隊のバスに、ペンで男性の性器の絵を描いたという。この事実は、問題の秘書が落書きの写真を撮り、簡易投稿サイト「ツイッター」で公開したことで広まった。写真を見た市民たちは「税金から月給をもらっている国会議員の秘書が、税金で購入した警察車両に性器の絵を描くなんてことがあっていいのか」と非難した。騒ぎが大ききくなったため、この秘書は自分のツイッターのアカウントを非公開にした。
この秘書は本紙の電話取材に対し、問題の落書きは自分がやったと認めた。秘書は「不当な公権力の行使を風刺し、あざ笑う意味で落書きをした。シム議員とは何ら関係なく、一個人としてやったことだ」と釈明した。この秘書は昨年7月からシム議員の下で勤務しており、漫画家やインターネットメディアのライターとしても活動している。
セウォル号事故1周年に当たってのデモの際に行われた違法行為について捜査を行っている鍾路警察署の関係者は「証拠資料などを通じて容疑が確認されれば、公務執行妨害や器物損壊などの容疑で立件することもあり得る」と話した。
イ・オクチン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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