サウジ紙「韓国人労働者たちが恋しい」

2014/11/23 07:08

「世界初の『韓流』は40年前にサウジで始まった」 「『腕が良く真面目』韓国人労働者に対し幸せな記憶ばかり」

▲現代建設が1976年に受注、施工したサウジアラビアのジュベイル工業港工事現場。写真右から2人目は社員や労働者と話す鄭周永(チョン・ジュヨン)現代グループ会長=当時=。この工事は「20世紀最大の土木建築工事」と呼ばれ、受注額9億3000万ドル(現在のレートで約1087億円)は当時の韓国政府予算の4分の1に当たった。

 「サウジアラビア人には、腕が良くて真面目な韓国人労働者たちにまつわる幸せな記憶がある。最近、特にそれを思い出す」

 これは、サウジアラビア最大手の英字紙「アラブ・ニュース」が17日「韓国が街にやってくる(South Korea is coming to town)」と題するコラムで、1970-80年代の「中東建設特需」の最前線にいた韓国人労働者を特集した記事の一文だ。コラムの題は、クリスマスソング..

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