西大門刑務所日本語ガイドたちが見た日本人

2014/08/15 08:43

「拷問室を見た日本人は罪人のようにこうべを垂れる」 「本当にすまない」とひざまずき、柳寛順の官房の前で涙 毎年6万人の日本人が訪問、年々増加傾向

ソウル市の西大門刑務所歴史館で7年にわたって日本語ガイドを務めているク・ボンシクさん(63)は、いつも同じ質問から始める。「ここは誰が造ったものですか」  日本人観光客たちの10人中10人が「分からない」と答える。そこでクさんが「日本人がつくったものだ」と言うと、皆いぶかしそうな表情を見せる。「日本人がなぜこれを造ったのでしょうか…朝鮮の人たちを閉じ込めるためです」。感情を表に出さず、冷静なことで..

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