監査院「南大門復元工事は手抜き、再施工が必要」

2014/05/16 10:27

伝統技法での塗装に失敗、化学接着剤を使用 施工が厄介な瓦、現代の規格に変更 木の柱の亀裂は「標準規格内の割れ幅」

 「命脈の絶えた伝統技法で工期内に完成させようとして、丹青・地盤・金物・瓦などの不正工事を招いた」

 2008年に放火で焼失し、昨年5月に復旧工事が終了した国宝第1号「崇礼門(南大門)」の手抜き施工問題をめぐり、監査院は15日「工事は手抜きだらけ。塗装・地盤・瓦などは施工をやり直す必要がある」と発表した。監査院は、昨年12月から今年2月にかけて、文化財庁やソウル特別市など九つの公共機関を対象として「..

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