「零戦」はなぜ特攻隊用の戦闘機に使われたのか

2014/02/05 08:24

 太平洋戦争中、旧日本軍の神風特攻隊に主に使われた戦闘機は、当時の主力戦闘機「零戦」だった。その名前は「A6M零式艦上戦闘機」という正式名称に由来する。

 機動力を高め、航続距離を延ばすため、操縦席や燃料タンクに防弾装置を設けず、自動消火装置も取り付けていたため「空っぽの飛行機」という別名もあった。これに対し米軍は、操縦士を保護する装置を強化した「ヘルキャット」を開発し、空中戦で零戦を圧倒した。

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