【記者手帳】論文盗作という深い闇を暴く

2013/05/19 05:23

▲ヤン・スンシク社会部記者

「ついに来るべきものが来た」

 先月中、記者と会った大勢の学界関係者が、論文盗作問題に対しこのような反応を示した。ある国立大学の教授は「過去数十年間、皆『おかしい』と思いながらもやり過ごしてきたが、今回はメディアの報道で大騒ぎになってしまったので、そのままやり過ごすことはできないのではないか」と語った。

 本紙がソウル大学の教授105人を対象に盗作意識に関するアンケート調査を実施したところ「これまで言..

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