植物状態の患者装い20年、元医師の検事が暴く

2012/09/19 13:00

妻を殺害、服役中に倒れ刑執行停止 再婚し病院に勤務、刑執行停止の延長のときだけ植物状態の患者を装う

 自分の妻を殺害して収監された後、植物状態になったように装い、刑務所の外で20年間過ごしてきた男が、元医師の検事によって真実を暴かれ、再び刑務所に収監された。

 忠清南道天安市に住んでいたK受刑者(58)は1990年、離婚を求めた妻を刃物で刺し殺害した。一審では懲役7年の判決を受けたが、二審では「扶養しなければならない2人の娘がいる」という点を考慮し、懲役2年6月に減刑された。

 殺人事件を起こす前に..

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