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浄水器の設置ミスで5年間廃棄水を飲んでいた女性、体調不良訴える /上海

【NEWSIS】上海の女性が、配管工のミスによって5年にわたり浄水器の排水(廃棄水)を飲料水として飲んでいたことが分かった。
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが3月25日(現地時間)、報じた。それによると、この女性は配管工が浄水器の設置方法を誤ったせいで5年にわたって廃棄水を飲んでいたという。

被害を受けた女性は、数週間前に購入した水質測定器で浄水器から出る水の水質を測定した。すると水質が水道水よりも悪いことが分かった。
そのため浄水器を点検したところ、裏側の配管が逆に設置されていることを突き止めた。浄化された水は下水道に流れ、浄水の過程で発生する廃棄水の一種「濃縮水」が飲料用の出口のほうにつながっていたのだ。
女性は半年にわたり生理不順に悩まされ、1カ月前には病院で肝臓に少し損傷が見られると診断されたという。
女性は「化学物質を多く含む廃棄水のせいで私の肝臓は損傷したのだと思う。しかし廃棄水と私の健康問題の因果関係を証明する証拠がなく、困っている」と話した。
浄水器の会社側は「浄水器のフィルターを交換することに同意した」「この問題をどう処理するか話し合っている」と説明した。
5年前に女性の自宅に浄水器を設置した作業員はすでに会社を辞めており、連絡が取れないという。
女性は「会社側は浄水器のフィルター交換だけを提案してきたが、それは受け入れなかった」として、さらなる被害補償を求めている。
中国で浄水器が誤って設置されたケースは今回が初めてではない。2022年には浙江省で、廃棄水が混じった牛乳を幼児が数カ月にわたり飲んでいたことがメディアで報じられた。
カン・セフン記者