【TV朝鮮】(アンカー)

 白紙広告を求めたとの抗議に野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表は「虚偽の情報を扱うメディアに広告を出したのか気になったので尋ねた」「外圧ではない」と弁解しています。これに対して与党・国民の力は「メディアにさるぐつわをはめる言論弾圧だ」として職権乱用容疑で警察への告発を検討しています。チェ・ウォングク記者がお伝えします。

 (記者リポート)

 国民の力は「李在明代表の昨日の会見での発言とは異なり、共に民主党は企業弾圧に没頭している」と指摘し、不正選挙疑惑を報じたメディアへの銀行からの広告に李在明代表が言及した事実を問題視しました。

 野党第一党代表の地位を利用し、銀行のメディア向け広告にまで介入しているというのです。

 権性東(クォン・ソンドン)/国民の力院内代表

 「都市銀行の頭取たちを呼びつけ、メディアに出している広告にまで文句を言い出しました」

 国民の力メディア特別委員会は「議会の権力を前面に出し、メディアにさるぐつわをはめる明らかな言論弾圧だ」と主張しています。

 国民の力は「実際にある銀行は広告を中断し、別の複数の銀行は縮小を検討中だ」と指摘し、旧正月連休後に李在明代表を警察に告発する方針です。

 李在明代表は「広告を出している事実を銀行が知っているのか気になったので質問した」「圧力の行使とは関係ない」と反論しました。

 李在明/共に民主党代表(23日)

 「頭取の方々と冗談で一度語った話で、低レベルのチラシとほぼ同レベルの内容を知っていて広告を出したのか、ただ気になって一度聞いてみました」

 共に民主党はこの問題について党として何もコメントしていません。TV朝鮮、チェ・ウォングクがお伝えしました。

(2025年1月24日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

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