【ソウル聯合ニュース】韓国の憲法裁判所は23日午後、内乱容疑で逮捕された尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の罷免の是非を判断する弾劾審判の第4回弁論を行う。同日午後、尹大統領を乗せた護送車が憲法裁に到着すると、駆けつけた支持者らは「大統領釈放」を叫んだ。

 尹大統領が弁論に出席するのは21日に続き2回目となる。

 尹大統領を乗せた護送車は23日午後0時23分ごろソウル拘置所を出発し、同47分ごろ憲法裁に到着した。護送車は警護車両に囲まれ憲法裁に入った。

 警察は憲法裁周辺に約3500人を配備し、偶発的な事態に備えた。また、憲法裁への進入を阻むため、約160台のバスで「壁」をつくった。

 憲法裁近くに集まった支持者約200人は韓国と米国の国旗を振りながら「大統領を解放せよ」「弾劾無効」などとシュプレヒコールを上げた。この周辺では尹大統領の弾劾に賛成する集会も開かれ、「尹錫悦死刑」などの声が上がった。

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