事件・事故
ソウル西部地裁乱入事件 令状請求58人中56人を逮捕…2人釈放
【TV朝鮮】(アンカー)
ソウル西部地方裁判所に乱入し暴力を振るった容疑が持たれている56人が警察に追加で身柄拘束されました。これでソウル西部地裁の乱入・暴動事件で身柄が拘束されたのは合計58人に増えました。キム・イェナ記者がお伝えします。
(記者リポート)
今月19日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領支持者の乱入により修羅場となったソウル西部地裁。
当時、警察は機動隊を投入して地裁に侵入したデモ隊を逮捕しました。
「建造物侵入罪で現行犯逮捕します」
翌日、主な加担者全員の身柄を拘束し、捜査する方針を発表しました。
(李鎬永〈イ・ホヨン〉警察庁長職務代理、20日)
「こうした事態を引き起こした人物に対しては身柄拘束捜査など厳正に対処する方針です」
ソウル西部地裁は令状が請求された58人のうち56人に対して「逃走の恐れがある」として身柄を拘束しました。
これには、高位公職者犯罪捜査処(公捜処)の車を壊した10 人も含まれています。
今回令状が請求された容疑者たちの場合、令状担当判事室への侵入が容疑に含まれる可能性があるため、令状担当判事ではなく別の判事が審査をしました。
法曹界では厳しい処罰を予想しています。
(安英林〈アン・ヨンリム〉弁護士 /元検事)
「一般的な建造物ではなく官公署であり、犯行の目的も納得し難いものなので、一般の犯罪よりもはるかに重い勧告(量刑)範囲が示されるでしょう」
裁判官代表会議は「社会が容認できる限界線を越えた」という見解文を発表しました。
今日、拘束を免れた2人は、カラーコーン(三角コーン)を警察に投げ付けた容疑が持たれている19歳の男と、自称「映画監督」の40代の男だということです。TV朝鮮、キム・イェナがお伝えしました。
(2025年1月22日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)