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外国人観光客向け「ビジット釜山パス」 販売31万枚突破
【釜山聯合ニュース】韓国南部の釜山市と釜山観光公社は21日、外国人専用観光パス「ビジット釜山パス」の累計販売枚数が31万枚を突破したと発表した。
ビジット釜山パスは外国人個人旅行客向けの自由利用券型観光商品で、有名観光施設にフリーパスで入場でき、時間と費用を節約できる。
2023年2月の発売後、同年末までに9万1131枚が売れ、昨年は22万1695枚と前年比2.5倍に増加。昨年末までに累計31万2826枚、217億ウォン(約23億4000万円)を売り上げた。
ビジット釜山パスは時間制限型2種類(24時間券、48時間券)と入場回数制限型2種類(BIG3、BIG5)の計4種類があり、カード型とモバイル型が販売されている。
無料で入場できる有料観光施設は松島海上ケーブルカー、海雲台ブルーラインパーク海辺列車、釜山エックスザスカイ展望台、スカイラインリュージュ、ロッテワールドアドベンチャーなど42カ所。ビジット釜山パスでの利用回数は計165万回に上るという。
仏レストラン格付け本「ミシュランガイド」に掲載された飲食店やショッピング施設など161カ所では特別割引も受けられる。
釜山市は、今年の釜山ビジットパスの目標販売枚数を24万枚とし、割引イベントなど多彩なプロモーションを展開する。
同市の関係者は「ビジット釜山パスが地域経済と観光市場の活性化に寄与し、ひいては世界に『国際観光都市釜山』のブランドを広めることができるよう最善を尽くす」と述べた。