◇尹大統領の取り調べ始まる 捜査当局の質問書200ページ以上

 独立捜査機関「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」は15日、内乱容疑などで拘束した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の取り調べを行っている。取り調べは同日午前11時に始まった。公捜処のナンバー2の李載昇(イ・ジェスン)次長が行っている。公捜処は尹大統領に対し、▼「非常戒厳」宣言▼戒厳布告令発表▼警察・戒厳軍を動員した国会封鎖や戒厳令解除採決権行使の妨害▼与野党代表らの逮捕画策――などについて調べる方針だ。取り調べのために用意した質問書は200ページを超えるという。

◇尹氏 取り調べで供述拒否

 公捜処は15日、内乱などの容疑で拘束した尹錫悦大統領の取り調べを行っている。公捜処によると、尹大統領は同日午前に実施された取り調べで供述を拒否した。尹大統領は録画設備のある取調室で取り調べを受けているが、尹大統領が拒否したため映像の録画は行っていないという。

◇韓米日が空中訓練 米戦略爆撃機B1Bなど参加

 国防部は、韓国・米国・日本の3カ国が15日に朝鮮半島付近の公海上で空中訓練を実施したと発表した。訓練には米戦略爆撃機B1Bをはじめ、韓国空軍の戦闘機F15K、日本の航空自衛隊の戦闘機F2などが参加した。国防部は「今回の訓練は近ごろ北が主張する極超音速ミサイルの発射など、高度化する北の核・ミサイルの脅威に対する韓米日の抑止・対応能力を向上させるために実施した」と説明した。また、韓米日3カ国は緊密な協力を基に持続的に訓練を行い、北朝鮮の脅威を抑止し共同で対応できるよう協力を強化すると強調した。

◇中国・小米が韓国進出 スマホ・テレビなど順次発売 

 中国のスマートフォン・家電大手の小米(シャオミ)が、韓国法人設立後初めてとなる記者会見をソウルのホテルで開いた。15日から順次、スマホをはじめ、テレビ、ロボット掃除機などを韓国で発売する。韓国法人の社長は「プレミアム級の品質を追求しながらも合理的な価値を重視する韓国人の消費スタイルは、小米の『皆のための革新』というビジョンと完璧に一致する」とし、「現地コミュニティーと緊密に協力し、韓国人のライフスタイルに合う製品とサービスを提供する」と述べた。

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