▲イラスト=UTOIMAGE

 ウクライナと戦争中のロシアに派遣された北朝鮮兵が「人間地雷探知機」として利用されているという話が飛び出した。

 これは、英紙ザ・タイムズが9日(現地時間)、ロシアのクルスク地域で北朝鮮兵と最近交戦したウクライナ兵の証言を引用して報道したものだ。

▲ロシア・クルスクでドローン攻撃を受けて倒れる北朝鮮兵。(写真=ウクライナ特殊作戦軍のSNSより)

 北朝鮮兵と交戦したウクライナ軍第33分離突撃大隊「ビッグ・キャッツ」のレオパード中佐は「ウクライナ人たちが地雷除去車を投入する場所で、あいつらは人間を利用している」と言った。

 そして、「あいつらは3-4メートルずつ離れて一列に歩いていった」「一人爆破されると、医療班が後をついてきて遺体を回収し、他の人々が順にそれを続ける」「それが、あいつらが地雷原を通る方法だ」と説明した。

 さらに、「北朝鮮兵はよく訓練されていて、体は健康だが、慣れない気候や地形のため、周辺の環境探索に役立つガイドを割り当てられている」とも言った。

 また、「我が大隊がロシア人ガイドの1人を捕虜にしたが、北朝鮮兵は生け捕りになるのを拒否し、死ぬまで戦ったり、逃げたりしようとした」「北朝鮮兵の指揮官は人命が失われることに対して慌てふためいているようには見えなかった」とも言った。

 その上で、「村から追い出された北朝鮮兵は森に隠れようとしたが、我が軍のサーモグラフィカメラがすぐに捉えた」「我が軍のドローンが手りゅう弾を投下し、たった15分で北朝鮮兵4人が死亡したのを見た。二日間で私が数えた死者数は120人だった」と語った。

ファン・ソンヨン記者

ホーム TOP