【ソウル聯合ニュース】ウクライナ軍事専門メディア「ミリタルヌイ」は21日(現地時間)、北朝鮮がロシアに準中距離弾道ミサイル(MRBM)「北極星2」を供給した可能性が高いと報じた。

 ミリタルヌイは、ウクライナの研究者のテレグラムチャンネルに投稿された動画を引用し、「(ロシア中西部)チュメニ地域と推定される場所を通過する貨物列車に、掘削機と北朝鮮の自走砲『谷山』10門が載せられている様子が見える」とし、このうち円筒形の物体が載せられた5台の軌道車両が北極星2と非常に似ていると主張した。

 射程1000~3000キロの北極星2は2017年に初めて発射実験が行われ、同年4月に平壌で行われた軍事パレードで公開された。

 ミリタルヌイは、ロシア軍にはこのような武器がないとして、軌道車両は北極星2である可能性が高いと伝えた。

 北朝鮮は6月にロシアと軍事同盟に近い「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結し、ロシアのウクライナ侵攻を支援している。

 消耗戦を続けるロシアに砲弾やミサイルを供給したのに続き、兵力も派遣。兵士らは激戦地のロシア西部クルスクでの戦闘に投入され、死傷者が出ている。

ホーム TOP