▲写真=UTOIMAGE

 【NEWSIS】プロポーズする瞬間を撮影するために設置したスマートフォンが盗まれた瞬間が話題になっている。

 これは、英紙デイリー・メールが18日(現地時間)、スペインのバルセロナ凱旋門前で発生した窃盗事件とその動画を報じたものだ。

 この動画を見ると、ある男性が凱旋門前で恋人の女性にプロポーズする様子を記録するため、近くにスマートフォンを置いて撮影を始めたのが分かる。

 男性は女性がカメラによく写る場所に連れて行き、ひざまずいて指輪を渡してプロポーズした。

 指輪を見た女性はプロポーズを受けたうれしさで顔を手で覆い、男性とハグした。後ろに座っていた人々も2人の様子を見てほほ笑んでいる。

 ところが、2人がハグしている時に突然画面が揺れ、ある人物がスマートフォンを持ち去る様子が写り込んだ。

 同紙は「2人が油断した隙を狙って、黒いコートを着た人物がスマートフォンを盗もうとした」と報じた。

 しかし、犯人がスマートフォンを持ち去る姿を見た女性が叫んだため、男性は素早く犯人を追いかけ、取り戻すことができた。

 スマートフォンを取り戻した2人は警察に通報しなかったという。

 2人は同紙とのインタビューに「この事件は私たちのプロポーズの瞬間をちょっとだけぶち壊したけど、スマートフォンを返してもらって、その瞬間の動画が残ったから良かったです」と語った。

 この動画を見た人々は「バルセロナはスリが多い所だ。怪しい人物がいないか、常に注意しなければならない」「2人が通報しなかったのは残念だ。スマートフォンの盗難は大きな犯罪ではないけど、頻繁に発生しているのにもかかわらず通報は少ない」などのコメントを寄せている。

ホン・ジュソク記者

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