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「戒厳軍が与党代表・韓東勲の射殺を計画」と主張の金於俊氏、内乱扇動罪で告発される
【NEWSIS】12月3日の「非常戒厳」宣言に関連し「韓国与党・国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)代表(当時)を射殺する計画があった、という情報の提供を受けた」と主張した進歩(革新)系ジャーナリストでユーチューバーの金於俊(キム・オジュン)氏が、警察に告発された。
韓国の市民団体「庶民民生対策委員会(庶民委)」は18日、金氏を内乱扇動罪、名誉毀損(きそん)などの容疑でソウル警察庁に告発したと発表した。
庶民委は告発状で「金氏は荒唐無稽でばかばかしい主張によって与野党の代表をそそのかし、社会的混乱を増幅させたばかりか、国際情勢を揺り動かす北朝鮮と米国を刺激し、韓半島に戦争のリスクをもたらした言動は内乱扇動罪に該当する」と主張した。
その上で「大韓民国の安全保障と安寧に脅威を与え、国民に長期間にわたって恥辱的な気持ちを抱かせ、法治国家に対する信頼さえも損なうものになるのではないかという懸念が広がっている。そのような現実を正すために告発するので、迅速かつ徹底した捜査をお願いする」と続けた。
金氏は先ごろ行われた国会の科学技術情報放送通信委員会に参考人として出席し「非常戒厳時に暗殺班が動いていたとの情報提供を受けた」と主張していた。金氏が明らかにした情報には「国民の力の韓東勲代表を逮捕し、移送中に射殺する」という内容などが含まれていた。
一方、庶民委は趙志浩(チョ・ジホ)警察庁長と郭種根(クァク・チョングン)前陸軍特殊戦司令官に対しても、公務上秘密の漏えい、名誉毀損などの容疑で告発した。
イ・スジョン記者