【ソウル聯合ニュース】韓国最大野党「共に民主党」の李在明（イ・ジェミョン）代表は７日、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領が「非常戒厳」宣言を巡って国民に謝罪する談話を発表した後に記者会見を開き、「非常に失望した」と批判した。「国民の目の高さにまったく合っておらず、国民の裏切られたという思いと怒りを増大させる発言」だと非難した。

　李氏は「大統領の即時退陣もしくは弾劾による早期退陣以外に事態を解決する道はない」と主張。「韓国のリスクであり内乱事態の主犯の大統領職からの排除を迅速かつ強力に進める」と強調した。

　尹大統領はこの日、国民に向けて談話を発表し非常戒厳宣言に関して謝罪。「私の任期を含め、今後の政局安定策はわが党（与党）に一任する」と表明した。

　野党６党が国会に提出した尹大統領の弾劾訴追案はこの日午後、本会議で採決される。