【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が4日に発表した11月末の外貨準備高は4153億9000万ドルで(約62兆2711億円)で、前月比3億ドル減少した。ドル高などの影響で2カ月連続での減少となった。

 韓国銀行の関係者は外貨資産の運用益が発生し金融機関の外貨預金は増加したものの、ドル高の影響でドル以外の外貨建て資産のドル換算額が目減りしたと説明した。

 項目別では国債や社債など有価証券が3723億9000万ドルで8億6000万ドル減少したが、預金は7億ドル増え191億3000万ドルだった。

 国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)は149億ドルで1億5000万ドル減少した。

 金保有は47億9000万ドルで、2013年2月から変動がない。

 韓国の外貨準備高は10月末現在、世界9番目の規模。1位は中国(3兆2611億ドル)、2位は日本(1兆2390億ドル)、3位はスイス(9374億ドル)だった。

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