【ソウル聯合ニュース】韓国のロッテホテルワールド（ソウル市松坡区）で２８日午後１１時４５分過ぎ、塗装作業をしていた６０代の作業員が約２０メートルの高さから墜落し、近くの病院に搬送されたが死亡した。

　消防当局によると、作業員は乗っていたゴンドラの片方のワイヤーが切れて墜落したという。

　一緒に作業していた別の作業員は、ワイヤーにぶら下がっていたところを消防に救出された。この作業員は骨折しており、病院で治療を受けている。

　警察と労働当局は、ホテル側の安全管理に問題がなかったかなど、重大災害処罰法・産業安全保健法違反の有無や事故の詳しいいきさつを調べる方針だ。