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ロシア兵6人を相手に1人で立ち向かうウクライナ兵…ドローン映像が話題に
【NEWSIS】ウクライナの兵士1人が6人のロシア兵に立ち向かって戦う映像が公開され、話題になっている。
25日(現地時間)に英国「デーリー・メール」など外信が報じたところによると、ウクライナ軍当局は最近、前線でロシア軍に立ち向かって戦うウクライナ第54機械化旅団所属「K2大隊」隊員のドローン映像を公開した。
映像を見ると、迷彩ズボンに濃いグリーンのシャツという服装のあるウクライナ兵が、ロシア軍の攻撃に備えて1人で塹壕(ざんごう)沿いに偵察をしている。
すると突然、塹壕に隠れていた2人のロシア兵が現れ、わずか数メートルの距離からウクライナ兵に向けて一斉に射撃を加えた。
ロシア兵はさらに4人増え、計6人のロシア兵がウクライナ兵1人に向けて銃弾を浴びせた。
しかしウクライナ兵は後退せず、応射を続けた。
やがて、ウクライナ軍の撃った砲弾がロシア軍の塹壕近くに落下し始めた。
ロシア兵らは射撃を中止し、塹壕を通って退却した。
ウクライナ軍のK2大隊は、この戦闘がどこで起きたのか正確に明らかにはしなかったが、同部隊はロシア軍と熾烈(しれつ)な交戦が続いているウクライナ東部ドネツク地方のバフムトに配備されたと伝えられている。
映像を見たネットユーザーの一部は「すごい勇気だ。かっこいい」などの反応を示したが、その一方で「ウクライナ軍当局で制作した動画だ。演出されたウクライナ宣伝動画のようだ」などの反応も一部に見られた。
ホン・ジュソク記者