▲イラスト=UTOIMAGE

 27日午後7時26分ごろ、京畿道平沢市内のあるゴルフ練習場で、屋外に設置されている鉄製の網が崩れ落ちる事故が発生した。この事故で除雪作業中だった30代の男性が下敷きとなり、心停止状態で病院に搬送された。

 京畿道消防災害本部によると、事故発生直後に「ゴルフ練習場内の鉄製の網が崩れ落ち、数人が下敷きになっている」という通報が119番に寄せられたという。

 通報から12分後の午後7時38分、現場に到着した救助隊は、約8分後に網の下敷きになっていた30代男性Aさんと50代男性Bさんの2人を救助した。このうち、Aさんは心停止状態で発見され、心肺蘇生法(CPR)を受けながら近くの病院に搬送された。Bさんにケガがなかった。

 事故時、ゴルフ練習場の従業員7人が外部施設の網に積もっていた雪を下ろそうとしたところ、上部にある縦30メートル・横100メートルの鉄製の網が崩れ、AさんとBさんの2人が下敷きになったとのことだ。警察と消防当局では詳しい事故原因を調べている。

 消防関係者は「雪のために発生した事故である可能性が高い。大雪被害の事故事例に分類されるものとみられる」と語った。

平沢=キム・スオン記者

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