▲写真=NEWSIS

 申智愛(シン・ジエ、36)の日本女子プロゴルフ(JLPGA)ツアー通算賞金1位という大記録達成は来年以降となった。

 申智愛は24日、宮崎カントリークラブ(6497ヤード・パー72)で閉幕したメジャー大会であり今季最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(賞金総額1億2000万円)で通算8オーバー・296となり、29位タイで終えた。最終日に2バーディー、6ボギーと4打を失ったのが残念だった。優勝は通算12アンダーの桑木志帆(21)=日本=で、優勝賞金3000万円を獲得した。

 申智愛は今大会29位タイの賞金として59万4000円を手にし、JLPGAツアー通算賞金ランキング2位の座をキープした。これまで299大会に出場し、13億7202万3405円を獲得してきた。495大会に出場して13億7262万382円を記録した1位の不動裕理(48)=日本=との差は59万6977円に縮まった。申智愛は今季最終戦の今大会で、JLPGAツアー通算賞金1位の座を狙っていたが、チャンスは来年に持ち越されることになった。

 全米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーでプレーしていたが、2014年からJLPGAツアーに専念してきた申智愛は、それ以降、2022年と今年を除いて毎年賞金ランキング6位内に入っていた。今季はパリ五輪出場を目標に、世界ランキングを最大限引き上げるため、シーズン序盤に米LPGAツアーなどに頻繁に出場し、JLPGAツアーの成績はやや振るわなかった。このため優勝はなく、賞金ランキング39位(3211万4661円)でシーズンを終えた。

チェ・スヒョン記者

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