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韓米日の調整事務局が発足 初代事務局長は韓国が担当
【ソウル聯合ニュース】韓米日は20日、3カ国の協力強化に向けた調整を担う事務局の初会合をソウルで開催した。韓国外交部が伝えた。
事務局組織の設置は15日にペルーで開かれた3カ国首脳会談を受けた共同声明で発表された。
初会合には韓国から外交部北米局のイ・ウォヌ審議官、米国から国務省東アジア・太平洋局のケプキ次官補代理、日本から外務省アジア大洋州局の大河内昭博審議官が出席した。
出席者らは、2023年にワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで開かれた3カ国首脳会談以降、強化されている協力の具体的な成果について評価し、事務局の構成や運営方針について協議した。
事務局の運営と事務局長は、韓米日の順に2年ずつ持ち回りで担当し、初代事務局長は外交部北米局審議官が務めることが決まった。
外交部は「事務局を通じて米日と安全保障、経済、先端技術、人的交流など多様な分野で進められている協力事業を点検、調整しながら韓米日3カ国協力の制度化と持続的な発展を図る」と述べた。