◇医師協会の非常対策委発足 研修医・医大生も参加  

 大韓医師協会(医協)の朴亨旭(パク・ヒョンウク)非常対策委員長は18日、「政府の医療壟断(ろうだん)阻止と医療正常化のための医協非常対策委員会」の発足記者会見を開き、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対し医学部定員増の責任者の問責と誤った政府の医療政策の中止を要求した。15人で構成される非常対策委には研修医による団体、大韓専攻医協議会のパク・ダン非常対策委員長をはじめ、同協議会が推薦する委員3人と医学部学生団体が推薦する委員3人が含まれ、パク氏以外は匿名で参加する。非常対策委は与野党、政府、医療界による協議体に参加するかどうかや来年度医学部定員増の白紙化要求の是非などについて議論する予定だ。

◇文前大統領の娘 飲酒運転で今週中に書類送検へ

 ソウル警察庁トップの金峰埴(キム・ボンシク)庁長は定例記者会見で、飲酒運転で立件された文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の娘、ダヘ氏について今週中に書類送検する予定だと明らかにした。警察はダヘ氏に対し、危険運転致傷容疑を適用することを検討しているとされる。金庁長は、ダヘ氏が自身の所有する住宅で違法に宿泊業を営んだとされる疑惑については「出頭日を調整している。手順に沿って進める」と説明した。

◇バス運転手に外国人採用 ソウル市が導入推進 

 ソウル市は、外国人をコミュニティーバスの運転手として採用するため、先月28日に国務調整室に対し非専門就業(E9)査証(ビザ)の発給対象に「運輸業」を含めるよう正式に申し入れたと発表した。この申し入れは国務調整室から管轄官庁である雇用労働部に伝えられ、検討中だという。求人難に苦しむバス業界は外国人運転手導入の必要性を主張してきたが、ソウル市がこの問題を取り上げたのは初めて。市の関係者は、人手不足に加えて運転手の高齢化も深刻な状況だとして「雇用労働部が年内にビザ問題を解決すれば、来年にはテスト事業を実施できると期待している」と述べた。

◇「ブラックリスト」で服役 元文化相の理事就任にソウル市長「問題なし」

 呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は、朴槿恵(パク・クネ)政権時代に「文化界ブラックリスト」の作成に関与した罪で服役し、後に特別赦免(恩赦)された趙允旋(チョ・ユンソン)元文化体育観光部長官をソウル市立交響楽団の非常任理事に任命したことについて、既に復権しており、正常な手続きを踏んだため問題ないとの立場を示した。呉氏は「赦免復権の意味は過去の過ちを断罪され、停止・喪失した資格を回復させ正常な社会生活が送れるようにすること」としながら「その方々(文化界関係者)の立場では問題になるかもしれないが、正常な形式と手続きを踏んだ」と強調した。

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