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APEC閉幕 来年の議長国は韓国=「持続可能な未来作る」
【リマ聯合ニュース】アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は16日(現地時間)、多国間協力に基づいた域内の経済発展というビジョンを示して閉幕した。
議長国のペルーのボルアルテ大統領は閉幕の演説で、「われわれは域内の経済成長と回復に向け団結していることを確認した」と表明した。
来年の議長国を務める韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は「APEC加盟国は持続可能な未来を共に作っていく」として、首脳間の交流はアジア太平洋地域をつなぎ、繁栄させると強調した。
来年のAPEC首脳会議は韓国南東部・慶州で開かれる。
一方、今月18~19日にはブラジル・リオデジャネイロで20カ国・地域(G20)首脳会議が開催される。尹大統領や米国のバイデン大統領、中国の習近平国家主席、日本の石破茂首相、ドイツのショルツ首相、フランスのマクロン大統領らが出席する予定で、「より公正な世界と持続可能な地球の構築」をテーマに意見交換する。