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コチュジャン名人が作ったトッポッキのお味やいかに…16・17日「淳昌トッポッキ・フェスタ」開催
コチュジャンで有名な全北特別自治道淳昌郡でトッポッキ(餅の唐辛子みそ炒め)祭りが開催される。淳昌のコチュジャン名人が作った「たれ」で調理したトッポッキが味わえるのだ。
淳昌郡では16日と17日に「淳昌発酵テーマパーク」一帯で「淳昌トッポッキ・フェスタ」を開催する。
淳昌郡は毎年10月に「淳昌醤(ジャン)類祭り」を開いているが、トッポッキ祭りは今回が初めてだ。醤類とは韓国のテンジャン(みそ)やカンジャン(しょうゆ)などのことだ。
淳昌郡の関係者は「最近、『Kフード』を代表するメニューとしてトッポッキの人気が高いが、そのトッポッキの主な材料がコチュジャンだ。コチュジャンの故郷・淳昌でトッポッキ祭りも開こうということになった」と話す。
韓国では大邱市北区が2021年から「トッポッキ・フェスティバル」を開いており、今年5月には約13万人が訪れたという。
16日の開幕式には、淳昌コチュジャン名人と技能者たちがステージに立ち、その場でコチュジャンを作るパフォーマンスを行う。そして、このコチュジャンを使ったたれでさまざまなトッポッキ料理を作って披露する予定だ。韓国食品名人・姜順玉(カン・スノク)さんのコチュジャンで作ったトッポッキも味わえる。菜食主義者のためのビーガン・トッポッキのほか、カレー・トッポッキや豚肉トッポッキなどもあるとのことだ。
淳昌郡はこの日、「淳昌トッポッキ」というブランドも発表する予定だ。淳昌郡の関係者は「今後、トッポッキと言えば淳昌を思い浮かべるようにするため」と説明した。
2022年基準で、淳昌地域のコチュジャンやみそなどの売上高は4630億ウォン(約514億円)に達し、関連会社は約90社ある。
淳昌郡の崔永日(チェ・ヨンイル)郡長は「今後も淳昌の味と観光を結び付けたさまざまなイベントを開催し、淳昌をグルメ観光都市にしたい」と語った。
淳昌=キム・ジョンヨプ記者