政治総合
韓国首相 米次期政権発足に備えた対応策指示
【ソウル聯合ニュース】韓国の韓悳洙(ハン・ドクス)首相は12日の閣議で、「米次期政権は外交・安全保障、通商、産業などさまざまな分野で相当の政策転換を模索するだろう」との見通しを示した上で、対応策を講じるよう指示した。
韓氏は、韓米間の緊密な安保協力体制に空白が生じないようにするとともに、関連業界とも緊密に意思疎通しながら情報を共有し、実効性のある対策を講じるよう求めた。人工知能(AI)、先端バイオ、量子など、これまで韓米政府が進めてきた分野別の協力課題が今後も一貫して推進され、さらに発展できるよう関連ネットワークや協力にも神経を注ぐよう注文した。
その上で「政府は新たに発足する米政権と共に強固な韓米同盟をさらに発展させながらわが国の安保と国益を守り、何よりも国民と企業が海外市場で活動する上で困難がないよう積極的にサポートしていく」と強調した。