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韓国海兵隊 西北島しょで防衛訓練実施
【ソウル聯合ニュース】韓国海兵隊の西北島しょ防衛司令部は8日、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に近い延坪島と白○(○=令に羽)島を守るための防衛訓練を6日から3日間実施したと発表した。
定例の大規模野外機動訓練「護国訓練」の一環として実施された今回の訓練には、海兵隊と陸・海・空軍の兵力約6600人、艦艇約10隻、航空機35機が参加した。
軍は敵の無人機や火力挑発への対応、敵の撃滅、重要施設の対テロ訓練、国軍大田病院と連携した戦傷者の処置や患者の搬送などの訓練を行い、戦闘遂行能力を点検した。
初日の6日には海兵隊と陸軍の兵力が陸・海・空軍と海兵隊の機動戦力の支援を受けて空中訓練を行ったほか、住民の避難訓練が行われた。
7日には海軍の艦艇と水陸両用強襲車(KAAV)を活用した海上訓練、延坪発電所など主要施設の対テロ訓練などが行われた。
今回の訓練では、従来の装軌装甲車ではなく装輪装甲車(K808)が西北島しょに初めて展開され、島しょ地域の地形や状況への適応を進めた。
海兵隊は「敵のいかなる挑発にも即刻、強力に、最後まで報復し、西北島しょを絶対死守する」と強調した。