社会総合
「中国語で話していた」 韓国のスタバで靴を履いたまま長椅子に横たわる女性に批判の声
カフェ・チェーン「スターバックス」の韓国国内にある店で、中国人とみられる女性が靴を履いたまま長椅子で横たわっている様子がカメラに捉えられた。
今月4日、あるインターネット・コミュニティー・サイトに「この中国人女性をどうしたらいいですか?」というタイトルの投稿と写真が1枚掲載された。
写真を見ると、グレーのトレーニングウエア上下を着た女性が、白いスニーカーを履いたまま、腕を組んで長椅子の上で横たわっている。
投稿者は「仕事があって仁川にあるリゾート施設に打ち合わせのために来た。現在午後3時40分だが、人が多いスターバックスであのように寝ている」と当時の状況を説明した。
また、この投稿者は横たわっている女性について、「隣のテーブルの一行と中国語で話しながら、あのように寝ていた」と書いた。そして、「常識的に考えて、あのように横たわっているのに、一行が当然のことのように放っておいているのが理解できない」としている。
横になっていた女性は、スターバックスに一緒に来た男性の連れに起こされてやっと、起き上がって店を出たという。
これを見たネットユーザーたちは「靴を履いている足を載せているのもちょっとひどい。店員に叱られてほしい」「常識がない」「中国に帰れ」などと、写真の女性の行動に対して批判の声を上げている。
ただし、一部には「この投稿は人種差別的だ」と指摘するネットユーザーもいる。こうした人々は「人種差別的な文章だ」「例えそういうことをしていたとしても、ある国を侮辱する表現は良くないと思う」「この人は『中国人だから』ではなく、『特異な人の一人』に過ぎない」などの意見を投稿した。
カフェなどで常識外れの行動により議論が巻き起こるのは今回だけではない。今年9月にはスターバックスの店内にトッポッキ(餅の唐辛子みそ炒め)と天ぷらセットを持ち込んで食べていた客の写真が拡散されて騒動になった。今年4月にも、ある客がスターバックスとみられる店の中でテーブルにノートパソコンや事務用モニターを置いて仕事をする姿がネット上に広がり物議を醸した。
チョン・アイム記者