▲写真=NEWSIS

 【NEWSIS】米大リーグ(MLB)サンディエゴ・パドレスで活躍した金河成(キム・ハソン)がフリーエージェント(FA)市場に出ることが分かった。パドレスは2日(現地時間)、球団公式ホームページを通じて「遊撃手の金河成選手が800万ドル(約12億円)規模の相互オプションを断った」と明らかにした。

 2021シーズン前にポスティングシステムを通じてパドレスと4+1年、最大3900万ドルで契約した金河成は、今シーズン終了と共にFA資格を得た。

 金河成はパドレスとの2025シーズン相互オプションにより来シーズン残留を選択できるが、スーパー・エージェントのスコット・ボラス氏と提携したということで、FA市場に出て大型契約を狙う可能性が高まったと言われている。

 事実、追加1年の相互オプションを断ったことで、金河成はバイアウトとして200万ドルを受け取ってFA市場に出ることになった。

 金河成はこの4シーズン、パドレスで通算540試合に出場し、打率2割4分2厘、47本塁打、200打点、78盗塁、OPS(出塁率+長打率)0.706を記録した。

 2023シーズンには二塁手も遊撃手もこなして守備力を認められ、ナショナルリーグ・ユーティリティ部門でゴールドグラブ賞を受賞した。

 金河成は2日、大リーグ公式サイト「MLBドットコム」が選定した「今回のオフシーズンで大きな影響を及ぼすFA選手25人」のうち17位に名前が上がった。

 ただし、8月19日のコロラド・ロッキーズ戦で一塁にスライディングした際、右肩を痛めてそのまま今シーズンを終え、先月13日に肩の手術を受けただけに、リハビリ中であるという状況を抱えて交渉テーブルに就かなければならない。

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