【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車の子会社・起亜は1日、10月の世界販売台数が前年同月比2.8%増の26万4854台だったと発表した。国内販売は7.3%増の4万6410台、海外販売は1.9%増の21万8444台だった。世界販売台数が前年同月比で増加したのは、7月以来3カ月ぶり。

 国内・海外を合わせて最も販売台数の多かった車種は多目的レジャー車(RV)「スポーテージ」(4万8965台)だった。次いで多目的スポーツ車(SUV)「セルトス」(2万5608台)、同「ソレント」(2万3101台)の順。

 国内市場ではソレント(7962台)、海外市場ではスポーテージ(4万3434台)の販売台数が最も多かった。

 起亜の関係者は、10~12月期にはスポーテージのマイナーチェンジモデルや電気自動車(EV)「EV3」の欧州市場での発売、来年上半期には「EV4」や同社初のピックアップトラック「タスマン」など競争力のある新車を発売して販売を拡大する計画だと説明した。

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