▲共に民主党の金炳周最高委員。/聯合ニュース

 韓国最大野党「共に民主党」の金炳周(キム・ビョンジュ)最高委員が、国会の同意を得ずに韓国政府がウクライナに派兵した場合、国防部(省に相当)長官の弾劾も検討するとの立場を明らかにした。

 金炳周最高委員は10月30日、国会で開かれた共に民主党の最高委員会議で「海外に1人でも派遣すれば、それは派兵だ」として「政府は参観団という名称で同意を避けて派兵するという手を使おうとしている」と指摘した。

 また「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権でウクライナの戦場に参観団を派遣するならば、国防部長官の弾劾などさまざまな法的措置を講じる」と主張した。

 その上で「大韓民国はこれまで、ウクライナに非殺傷兵器と人道支援を提供してきた」「大韓民国ができるのはここまでだ」とも主張した。

 また、李彦周(イ・オンジュ)最高委員も同日「国民の圧倒的多数が望んでいないにもかかわらず、よその国の戦争に介入する行為は、決して容認されないだろう」と述べた。

クォン・ヒョンソク記者

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